Terumi Morita
November 25, 2025·レシピ·2分・約1,317字

ドルマ

ドルマは、米と香辛料を詰めた葉物野菜の料理で、具材のバランスが味の鍵となる。

目次5項)
緑の葉に包まれた米と香辛料の詰め物
レシピMiddle Eastern
下準備15分
加熱20分
人数4人分
難度ふつう

材料

  • ブドウの葉 20枚
  • 米 1カップ
  • 玉ねぎ 1個
  • トマト 2個
  • パセリ 1/2カップ
  • ミント 1/4カップ
  • オリーブオイル 大さじ3
  • 塩 小さじ1
  • 黒胡椒 小さじ1/2
  • レモン汁 大さじ2

手順

  1. 米を洗い、30分水に浸す。

  2. 玉ねぎをみじん切りにし、オリーブオイルで炒める。

  3. 米、みじん切りのトマト、パセリ、ミント、塩、胡椒を混ぜる。

  4. ブドウの葉に具材を詰めて巻く。

  5. 鍋に並べて水とレモン汁を加え、30分煮る。

このレシピで使う道具

  • · Digital kitchen scale (gram precision)
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なぜこの作り方なのか

ドルマは、米と香辛料をブドウの葉で包んだ料理です。米は洗った後、浸すことで水分を吸収し、ふっくらと仕上がります。炒めた玉ねぎが甘みを加え、他の具材と調和します。香草はフレッシュな風味を与え、全体の味を引き立てます。煮る際の水分は、米が均等に加熱され、全体が一体感を持つようにします。

温度管理も重要です。中火でじっくり煮ることで、葉が柔らかくなり、米が充分に火が通ります。レモン汁を加えることで、酸味がバランスを整え、全体の味わいが引き締まります。

よくある失敗

瓶詰めぶどう葉をそのまま使う。
目安: 瓶詰めぶどう葉をよくすすぎ沸騰湯で30秒下茹でして塩漬け液を抜き、水切り。
なぜそうするのか: 瓶詰めぶどう葉は濃い塩水で保存されており、すすがず巻くと塩辛くやや金属的な結果に。下茹でで柔らかさも増す。
どうするか: 水切り→広げる→冷水ですすぐ→短時間下茹で→拭く。
代替法:

  • 生のぶどう葉 → 塩水で90秒下茹でして柔らかくしてタンニンも抜く。

米の選択ミス。
目安: 短粒または中粒米(カルローズ、エジプト米)——詰める前に50%まで下茹で
なぜそうするのか: 長粒米は具材を結着できず、粒がバラバラに。下茹では必須——葉の中で米は加熱を続けるが、葉が火が通る時間内に生から仕上がらない。
どうするか: 米を研ぐ→8分下茹で→水切り。詰める前にハーブとスパイスを混ぜる。
代替法:

  • 時短 → 米をハーブと一緒に下茹で——風味が早く入る。

巻きが緩い/きつすぎる。
目安: 葉巻形——形を保つ程度の硬さ、米が膨張する余裕も残す。
なぜそうするのか: きつすぎると米の膨張で破裂。緩すぎると煮込み中に具材が漏れる。
どうするか: 葉の茎側に大さじ1の具材を置く→両端を折り込む→きつめに、しかし潰さず巻く。
代替法:

  • 初心者は具材量と葉の面積を大きめにして巻きやすく。

煮込み中に重しをしない。
目安: 鍋のドルマの上に重い皿を乗せて煮込み液に沈める。
なぜそうするのか: ドルマは煮込み中に浮く——重しなしだと液の上に出て不均一に火が通る。一部が火が通り、他が生のまま。
どうするか: ドルマを単層に並べる+煮込み液(レモン水+オリーブオイル)追加→裏返した皿を上に乗せる。
代替法:

  • 高い鍋なら2層に積む——下層が上層を過加熱から守る。

レモンを省く。
目安: 煮込み液にたっぷりのレモン汁(鍋に1/2カップ)+提供時にレモンくし切り。
なぜそうするのか: 酸味が構造的——米と油のバランスを取ります。なしだとドルマが重く一本調子。ギリシャ式もレバノン式もレモンの明るさに依存。
どうするか: 煮込み液にレモンを加える。追加のくし切りを添える。
代替法:

  • バリエ → 最後に塩漬けレモンをトッピング——別だが立派。

見るべき合図

  • 葉が柔らかくなり、色が鮮やかに変わる。
  • 米がふっくらして、透明感を持つ。
  • 煮汁がほぼ無くなり、具材がしっかりと味を吸収している。

著者の視点

ドルマは中東の伝統料理で、地域によって具材や調理法が異なります。特に特別な場で振る舞われることが多く、家族や友人との絆を深める料理です。食材の選び方や調理法には、各家庭の秘伝が息づいています。これは単なる食事ではなく、文化や歴史を感じる一皿です。